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色彩について 〜加賀友禅作家 友野雅子 |

色彩について 〜加賀友禅作家 友野雅子友野雅子です、このページでは私のこだわりである「色彩」について記したいと思います。 昔、読んだ色彩心理学の本に、人間の眼は何と230万色の色別能力を持っているとあり、すごいなあと正直驚きました。そして、この宇宙は、はるかそれ以上の色彩に彩られて、美しく微妙に輝いているのでしょう。その中からわずか何十色かの色を選び取って、私たちは友禅の作品を創っている訳です。 はたして微妙な色彩表現ができるのかなと恐れながら・・・ 私は、長い間、子供の着物を創って来ました。その時いつも思うことは「かわいい」と言われる色。 振袖や留袖、訪問着など、大人の着物を創る時は、きっと豊かに美しく成長したに違いない、これまでもこれからも色々な出会いの中で成長する姿を想像しながら、色を探します。 この世界を彩る無限大とも言える色彩を、濁りのない透明な心と眼で選び取って、着物や小品たちに写したいと思う。絹の風合いとともに、それを手にする人の「やさしさ」に感応する色であってほしい。そんなことを思いながら、日々の仕事に励んでいます。 ...written by 友野雅子 |
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